【配管初心者】失敗しない配管工事術【必須アイテム使い方紹介】

初心者失敗しない配管工事 【水道塾】
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あなた<br><br><br>
あなた


・配管作業は、失敗すると水漏れにつながるから
 初心者の自分が作業するのは正直怖いなぁ

   こんな悩みを解決できるアイテムを紹介します。

本記事の内容

配管作業を任されても接続で失敗しなくなります。
アイテムの使い方を説明します。


適切な方法を学べば、適切な結果が得られます。

この記事を書いている私は水道工事歴25年以上です。
一人親方のもとで仕事を学び、独立して現在法人の会社を経営しています。

本記事は、これから水道・配管工事を学ぼうと考えている方にむけて記事を書いております。
私の記事があなたの一助になれば幸いです。
>>著者kunioのプロフィール



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【配管初心者】失敗しない配管工事術【必須アイテム使い方紹介】


本記事で紹介するアイテムを使って適切に作業すれば配管作業を任されても接続で失敗しなくなります。

今回の配管というのは主に塩ビを使った配管の事を指します。

今回紹介する方法を学んで、どんどん経験を積んで一人前の職人さんになってください。

配管接続で失敗しなくなるアイテム


紹介するアイテムは ”マーキングゲージ” です。

塩ビの配管に差し代をマーキングするためのこんな道具です。

>>マーキングゲージの詳細はこちら


塩ビ配管で失敗の原因は 主に差し込み不良によるものです。

このマーキングゲージを使って配管作業をすれば 差し込み不良の心配は無くなります。

水漏れの原因である差込不良を目で見て確認できるからです。

最初に伝えておきますが塩ビの配管作業は

正しくのり・・を塗って差し込み代いっぱいまで挿入できれば漏れないです。



それでは マーキングゲージ の使い方を説明していきます。

マーキングゲージ使い方


もうすでにマーキングゲージの使い方は知っているという方は、次の マーキングゲージを使用する価値 の項目に進んでください。


>>マーキングゲージの詳細はこちら

マーキングゲージの使い方は 塩ビの配管に直接のせて マジックペン等を使って印をつけていきます。

表面にたくさん表記されている数字は 配管のサイズです。

数字の前に書いてあるアルファベットは 管の種類 です。
D(黄色)= DV(VU) の事
※DVとはVP管用の継手の事
※VPとVUは継手の差し込み代が同じです。


T(青色)= TS(HI) の事
※TSとはネズミ色の水道用継手の事
※TSとHIは差し込み代が同じです。


以降の説明では私が現在使用中のマーキングゲージを使っていきます。

汚れがひどいですが ご容赦ください m(__)m

では 早速はじめます。



マーキングゲージの裏面を見ると、片側の面にひっかかりがあります。

下の写真で赤丸の部分です。

マーキングゲージ裏面ひっかかり


①赤丸部分のひっかかりをパイプの管口にあてます。

ゲージの設置


こんな感じです。

写真は引っ掛かりが管口に当たっている状態です。

今回使用しているパイプは VU50 のパイプです。

なので D50 の窓を探します。

赤丸部分のここですね

D50窓


この窓に沿って コの字型に マーキングします。
※一の字型にマーキングした場合、接続後に少しあふれたのりで印が消える可能性があるからです。

VU50マーキング


これでマーキングは完了です。

③実際に接続してみます。

排水のり塗布


手順は パイプ側と継手側にのりを塗って差すだけです。
※必ず パイプ側と継手側の両方にのりを塗ります。

50配管接続


完璧ですね。

しっかり奥まで入ってます。


HIの場合もやってみます。

①ゲージをあてる

HIゲージ

②マーキングする
HIの場合、パイプが黒いので確認しやすい色でマーキングしてください。

HIマーキング

③接続する

HIのり塗布

HI接続


のり代全体に のりを隙間なく全周に塗ってマーキングまで差し込めれば、漏れません。

配管接続の際、注意事項が一つあります。

差した後 抜け の確認をすることです。

これは絶対にやってください。

抜けとは 一度しっかり差し込めた配管が ゆっくり抜けてくることです。

のりが乾く前の症状です。

VU50抜け

HI20抜け

こうなったら のりが乾く前にもう一度押し込めたら それでいいですが、ダメな場合はもう一度、切断してやり直してください。

こうならないためにも接続後は、しばらく力を込めて保持していてください。

力を抜いても 抜けてこないことを確認できれば完成です。

以上でマーキングゲージの使い方の説明は終わりです。


マーキングゲージを使用する価値



今回紹介したマーキングゲージは初心者の方だけでなく、ベテランの方にも使っていただきたい商品なんです。

どうして? という理由は以下の5つです。

・配管の差し込み不良が目視できる
・差し代がわかるので、無駄に のり・・を塗らなくて良い。
・差し込めたかどうかが目視できるので、無駄に押し込まなくて良い
・仮差しの配管も気づくことが出来る
新人作業員の方にも配管作業を頼める


ベテランさんになれば ”印なんか付けなくても長年の感覚でわかんねん!” っておっしゃる方もいると思いますが、そんなベテランの方は逆に自分の感覚だけでは不安になる状況の事もよく知っていると思います。
ときどきあるんです。手応えが無くて ”あれっ?” ”ちゃんと入った?かな?” ってときが。

マーキングさえしておけば、無駄に力を入れる事もなく、無駄にのりを塗る事もないから 抜け にもすぐ気付くことが出来るので 無駄に心配しなくていいんです。

なので ベテランの方にも使って頂きたい商品なんです。


それと私が一番主張したいのは5つ目に挙げた ”新人作業員の方にも配管作業を頼める” という項目なんです。

どういう事かというと

適切な道具を使って適切な方法で作業すれば、誰がやっても同じ結果を出せる。

という事なんです。 なので新人さんがやっても大丈夫という事なんですね。

初心者の方に作業を任せられない・・・・・・不安要素の一つに ”見えない” というのがあります。

今回の配管作業を初心者の方に任せた場合の不安要素

・ちゃんと のりを塗ったんだろうか?
・しっかり差し込めてるんだろうか?
・仮差しのまま作業を進めていないだろうか?
・抜け に気付けているだろうか


などです。

という事は 逆に言うと これらの不安要素を払拭できれば、任せられる です。

もうお分かりですね。 そうなんです。 マーキングゲージを使って作業していれば、これらの不安を作業後にも確認することが出来るんです。 自分で確認するのもいいし、先輩に見てもらってもいいですね。

こうやって少しづつ 実績を積んでいけば今は初心者のあなたも、すぐに 中習 レベルにはなれます。

早く色んな作業を任せられるようになりましょう!

マーキングゲージの注意点



ここまで紹介した内容に納得して頂けたなら、マーキングゲージの必要性は分かっていただけたと思います。

そこで マーキングゲージを購入する際の注意点というかアドバイスなんですが

ぜひ自腹で買ってください。

なんで?会社の為になるから会社が買ってくれればいいじゃん!と思う方も多いと思います。

どうしても自分のお金を使うのが嫌な方は、会社に交渉すればいいんですが

その前に少しだけ話を聞いてください。

自腹で購入するべき理由【昇給】


私は自腹でマーキングゲージを購入することをオススメします。

その理由は、1年以内に自腹を切った購入費用が回収できると思うからです。

仮に自腹で購入した後の日常をイメージしてください。


・今までと違ってマーキングされたパイプを上司にもって行く。
・挿入されたかどうかが一目でわかる配管作業で仕事の効率があがる。
・マーキングゲージを自主的に手に入れた



私が上司なら こんな風に感じます。

上司
上司

??あいつ(あなた)自腹で道具購入したのかな?
あいつ最近やる気だしてる?
持ってくるように頼んだパイプにマーキングしたりして、仕事やりやすくなったな!



仕事に前向きで、実際に作業の質が上がってるなら どうなりますか?

私の部下なら間違いなく 昇給 です。


給料の体制にもよりますが例をだします。

月給の場合= +¥5000(1カ月)UP

日給月給の場合= 日給が¥500上がれば 
25日間働けば=25日 x ¥500 で +¥12500 UP

どうですか?あり得る話じゃないですか?

マーキングゲージが¥4000程なので 1か月分の昇給額で支払えます。
1か月分でマーキングゲージの費用を回収した後も給料は UP したままなので 絶対お得です。

仮に すぐ昇給しなくても、評価は確実にあがるはずです。

こういった理由で私は自腹でマーキングゲージを購入することをオススメします。

>>マーキングゲージの詳細・購入はこちら

マーキングゲージは、置き忘れたり 踏んずけて割ってしまったりすることが多いのでベルトに付けれるリールにつけるのがおすすめです。

>>キーバックワイヤーの詳細・購入はこちら


こんな感じです


これをベルトの左前(右利きの方の場合)にひっかけてれば便利です。


まとめ


最後まで読んで頂きありがとうございました。

今回紹介したマーキングゲージは 仕事を質を高めて、周りからの評価もあがるアイテムです。

是非この機会にゲットしてください。

この記事を読んで頂いてるあなたは

仕事の効率を上げる事に大変前向きだと思います。

そんな自己成長を意識できる向上心のあるあなたにおススメの記事を2つ紹介します。


時間があれば見てください。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。





 




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